眼が見えない猫のきもち
猫エイズで眼の見えない捨て猫チャオとの日常を描いた新作。徳大寺氏初の「私小説」というふれこみであるが、実際はエッセイといったほうが妥当な内容である。
元来猫嫌いだった徳大寺さんと愛猫チャオの日常の物語。夏はチャオのために蝉取りに汗を流し、新しいペンを購入してはチャオのことを書き記したいと思う。そんな気持ちはきっとあなたにも覚えがあるはず。ダンディな徳大寺さんのメロメロっぷりがおかしくもあり、いとおしくもあります。読み終えると傍らの小さな温もりに感謝したくなる1冊。「猫を愛するには想像力が必要だ」・・・名言です。 |
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