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バンザイラン―狂気撃走小説

バンザイラン―狂気撃走小説

人気ランキング : 58,836位
定価 : ¥ 1,470
販売元 : 双葉社
発売日 : 2003-03

価格 商品名 納期
¥ 1,470 バンザイラン―狂気撃走小説 通常24時間以内に発送
迫力ある狂気暴走小説

福野氏の、この小説内に出てくる、数字や、薀蓄などは、とてもリアルで、某湾岸漫画なぞ比べ物にならないものだ。東名を舞台にした公道レース、チケットに刻印される時刻から違法行為がばれる事のないように、海老名で時間を潰してから上りで勝負。スロットル全開は3〜4分が限界。タイヤの空気圧チェックはかかさない。最高速度はパワー、空力等によって決まり、車重はあまり関係ないこと。レースでトップに立つには150km〜200kmの追い越し加速が重要であること。その当時、その場に居た当事者でないと書き得ないような内容だ。東名はクルマの真実を映し出す鏡であるという。確かにそのとおりであろう。このような暴走行為に共感できない人にとっても、こういう狂気の世界が存在するという事を知ることが出来るのは面白いと思う。

栄光の光永さん

光永さん、大川さん、雨宮さん達がモデルになっているのだと思います
光永さん対する、鎮魂歌のような気がするのですが。

古き良きアウトロー小説

 暴走族、中古車ブローカー、チューニング系自動車雑誌専門ライターなどを経て現在では自動車生産の現場における綿密な取材をバックボーンに硬質の自動車批評を展開する著者が、暴走族時代の思い出をもとに著したアウトロー小説である。 主人公は若き日の著者を彷彿とさせる出版業界人。公道上でのゼロヨンや東名高速での無法な暴走に明け暮れるうちに、ポルシェ・ターボをフェラーリで倒すことを目指す男と知り合い、それに手を貸す事になる。主人公達は虎の子のフェラーリをさまざまに改造し、東名海老名SAから東名川崎までの到達時間を競う公道レースで最強を誇るポルシェ・ターボに挑んでゆく。 脇役として「ホメずにいられない」で登場したトランザムやパンテーラ、RX7のチューニングでは現在でも第一人者のA氏などが名前を変えて登場しており、そちらの面でも秘かに楽しめるだろう。 このような公道上の暴走行為をテーマとした小説・映画・漫画は数多く、例えば現在首都高で行われている暴走行為をテーマとした「湾岸ミッドナイト」やマルセイユの暴走タクシー映画「TAXI」シリーズなど枚挙に暇がないけれども、本作は暴走行為を基本的に日陰者の行いとして描いており、暴走行為を何か崇高なものや単純に格好良いものとして語っている一部の作品群とは違い、ある一線は踏み越えていないと言えよう。その点で本作は古き良きヤクザ映画のような味わいを持っている。 評者は公道上の実際の暴走行為には一片の共感も持たないが、フィクションはフィクションであるとのメタ・メッセージを確実に埋め込んだ上で、そのような違法行為を物語のテーマとして採り上げるのは有りだと思うし、本作はそのような観点から見ても良質でわきまえたエンターテイメントに仕上がっている。

今の福野t礼一郎の小説も読んでみたい

20年くらい前の夜の東名高速を舞台にした公道レースの小説です。
福野さんの他の著書から感じられる「一貫性」という点では「甘い」気もしますが、読んでいて「ふむふむ、ほほう」と思わせてくれる内容になっています。

走り屋の夢

 最速の称号。時速300キロの世界。
 そう、くるま好きなら、誰もが一度は夢想する物語。
 この物語はフィクションですが、背景には実際に公道場の時速300キロにチャレンジし、それを超えていった「走り屋」たちの存在があります。(作者もその1人だったという噂も・・・)
 この物語が、超弩級のリアリティを持っているのはそのためです。
 行間から12気筒が8000回転であげる金切り声や、空冷6気筒ターボの咆吼が聞こえてきます。タイヤの焼けるにおいまで漂ってくるようです。
「そんな行為に何の意味があるのだ。」というひとは、語るに足りませんね。


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