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ホメずにいられない―オイラが出会った“ホンモノ”なヒト・モノ・クルマ

ホメずにいられない―オイラが出会った“ホンモノ”なヒト・モノ・クルマ

人気ランキング : 3,613位
定価 : ¥ 480
販売元 : 双葉社
発売日 : 2000-10

価格 商品名 納期
¥ 480 ホメずにいられない―オイラが出会った“ホンモノ”なヒト・モノ・クルマ 通常24時間以内に発送
いまいち。

文がいまいち面白くない、しつこい。書いてある事がウソくさい。
エンスー病は治らない、エンスー養成講座の方が数段面白い。

自動車評論家以外の福野礼一郎

雑誌CarExに連載していた記事の総集編である。
まず読み物として引き込まれる魅力がある。単純におもしろい。
物を作る立場の人間や車好きを自認する人なら尚更だと思う。
が自動車評論の本ではない。
著者は自動車評論家として活躍中だが、そのいかがわしくも怪しい世界の中で
正しい目を持ちつつ文章を読ませる事のできる数少ない人である。
氏のように物を正しい角度または多面的な角度から見れる人間になりたい。
きっかけにどうぞ。私は人生変わりました。

まさに上質の読み物、素晴らしい

 収録されている文章はみんな素晴らしいが、一番、感心したのは、やたら調子のいい「広報車」のワケを知るために、自分の買ったマシンをバラしてまでエンジンの秘密を知ろうとする「チューニングの秘密」のエピソード。
 調子のいい広報車についダマされて新車を買ってしまった自動車評論家の福野氏は、あまりの出力の差にアタマに来て、知り合いのエンジン屋「ユウジ」に頼んで、広報車と福野氏所有のクルマをバラす。しかし、広報車のエンジンは「ノーマル」というのがユウジの答えだった。なぜだ、そんなハズはない。ゼロヨンで1秒は違うワケはなぜなんだと問いただす福野氏。そのワケは…。
 残留応力で歪んだ鋳鉄が、歪み戻りするまで待って芯を出したクランクシャフトやブロックを使っているからだという。つまり、徹底的に設計図通りの「ノーマル」なエンジンを積んでいたわけだ。市販の福野氏のピストンリングの外径のバラつきは12/100mmあったのに対し、広報車は5/100mmしかバラつきがなく、重さも均一だった。
 福野氏だけでなく読者も「徹底的にバラつきがない部品を使っているから20馬力もの差が出るのか」と小ざかしく理解したつもりになった時、ユウジはこう一喝する。エンジンは「何百もの部品が精密に複雑に噛み合わさってお互いスレ合って、キシミ合って、そいつで動いている精密機械、精密すぎて生き物みたいなったまった機械なのよ」「お前らド素人はエンジンってのがどういうもんか知りもしねえくせに、圧縮比だバルブタイミングがバルブリフトが何だかすぐぬかしやがって、うるせえってんだよ」「エンジンをなめんじゃねってんだよ」と(pp.18-19をアルンジ)。
 短いエピソードなのに、謎が謎を呼び、正解かと思ったさきに、さらに奥深い世界をかいまみさせてくれる。まさに上質の読み物としかいいようのない文章だ。

車の見方がかわります!

自称車博士の人に見てもらいたい。
これを読んで自分のあさはかさにきずきました。
目からうろこです。上には上が、またその上も・・・
ウンチク好きにはたまりません。
ぜひパート2といっしょにお読みください。

ほんもの、とは

 著者がクルマ業界(+模型業界・ガンマニア業界)などで出会った様々な名人芸に焦点を当て、普段何気なく消費してしまっている工業製品の裏側にある極めて人間くさい営みを活写したエッセイ集。
 特に印象深いのは「ホンモノとニセモノとめぐりあい」なる一章である。ここで著者は自分にとっての「ホンモノ」とは何かを語りつつ、人間がモノと実存的に関わるという事が人生においていかに珍しく、また貴重で、そして困難なことであるのかを示している(この問題をより深く論じたのがハイデガーの『芸術作品のはじまり』である)。この章を読んだ後では、単に高いもの舶来のもの珍しいものを金にあかせて買い漁る事の空しさが痛感される事だろう。


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